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    上池キリスト教会  

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    今月の聖書のことば

    心の貧しい人々は、幸いである 天の国はその人たちのものである。

    悲しむ人々は、幸いである その人たちは慰められる。

    新約聖書マタイによる福音書第5章3,4節

     

     

     

    幸福観

     上記の御言葉は大変有名で、幸福について書かれています。広辞宛で「幸福」を調べると、「心が満ち足りていること。また、そのさま」とありました。広辞宛の幸福観は、心が満ち足りた状態という条件が揃ったとき、人は幸福であると感じるようです。心が満ち足りた状態が幸福の条件であるならば、悲しんでいる人が幸いであるはずはありません。上記の「幸い」という語の原語には、「神に祝福されている。神から恵みを受けている」という意味があるようです。ということは、どのような状況にあろうとも、神から祝福されているならばその人は幸福であり、貧しく悲しんでいようとも、神から恵みを受けているならばその人は幸福なのです。つまり、貧しさや悲しみであることが、不幸の条件ではありません。順境や逆境をもって、その人の幸不幸を判断してはなりません。裕福な生活をしている人の中に自分は不幸だと感じている人が多くいます。逆に困難を背負いながらも幸福な人はいるものです。

     

    水野源三さん

     長野県に「瞬(まばた)きの詩人」と言われた水野源三さん(1937年-1984年)は、終戦の翌年、小4の時に赤痢に罹(かか)り、医師からは「脳性小児麻痺です。快復の見込みはありません。命が助かっただけでも幸せだと思いなさい」と冷たく遇(あしら)われてしまいました。当初、辛うじて話せた言葉は、「死ぬ、死ぬ」という希望のない言葉でした。12歳の時たまたま、キリスト教会の牧師が家に訪ねて来られ、源三さんに一冊の聖書を置いていかれました。自分では捲(めく)ることのできない聖書を、お母さんが代わって捲り、読み進むうちに喜びと感謝に溢れ、次第に信仰へと導かれていきました。翌年、源三さんはキリストの十字架を信じ、洗礼を受け、両親も救われたとのことです。

     源三さんは麻痺のために寝たきりでしたが、目と耳の機能だけは正常であったので、お母さんと五十音表を用いて意志の疎通を図るようになりました。18歳ころから瞬きで合図しつつ心の中の喜びや感謝を詩に表すようになり、4冊の詩集を出版しました。その中に「悲しみよ」という詩があります。

         悲しみよ悲しみよ

    悲しみよ悲しみよ 本当にありがとう

      お前が来なかったら つよくなかったなら

      私は今どうなったか

      悲しみよ悲しみよ お前が私を

      この世にはない大きな喜びが      

      かわらない平安がある 主イエス様の

      みもとにつれて来てくれたのだ 

    源三さんといつも一緒のお母さんは、「源三が洗礼を受けて30年、不平らしい顔をしたことがなく、いつでもニコニコし、会う人を迎える態度は、源三の信仰のなせる業です」と驚いていました。

     

    おわりに

     貧しさや悲しみに神さまから光を当てていただいて、神に祝福され、神からの恵みを受けて、神の慰めを得、天の国への希望を抱(い)だきつつ、幸いな人生を歩まれることを望んでいます。

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    お知らせ

    NEW!●フラット

    〜〜牧師夫妻を交えて話そうティータイム〜〜

    初回11月14日(木)午後2時〜3時

    11月から始まります!フラット!

    肩書も立場も年齢も、牧師も信徒も教会外の方も、フラット!ありのままの自分でいられる場所という意味を込めて名付けられました。
    聖書って何が書いてあるんだろう?教会って何をするところなんだろう? 私ってなんのために生まれてきたんだろう? 人生って何?生きる意味は?キリスト教の神様ってどんなお方?死後はどうなるの?など、今さら聞けない素朴な疑問から、聖書の深掘りなど、ざっくばらんに牧師を交えておしゃべりし、ヒントを見つけてみませんか。また悩みや不安などを抱えておられる方も、フラットに足を運んでみませんか。そんなあなたを心からお待ちしております。於上池教会会堂。入場無料

     

    ※原則 2ヶ月に1回、奇数月の木曜日午後2時〜3時に開催

    日程が決まり次第、随時ホームページに掲載します。

    ●マスク着用について

    コロナ5類に移行して1年が過ぎました。マスク着用は個人の判断にお委ね致しますが、高齢者や基礎疾患を持つ方々のために、可能であれば賛美の時は着用していただけると感謝です。ご理解とご協力をよろしくお願い致します。

     

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    ●次回・第12回『きやすくトークコンサート@クラシック』は2024年10月24日(木)午後2時開演

    “きやすく”は気安くと来やすくをかけて、気軽にクラシック音楽を楽しめるようにという意味です。耳慣れた曲から賛美歌まで、曲目解説や作曲家のエピソード、演奏者の思いなど、トークとともに、お届けします。

    第12回は、ソプラノの木下久美子氏。ミュージカルからオペラ、讃美歌まで幅広い世界で活躍。その世界を“見せて”“聴かせて”魅せてくださることでしょう。声域の広さにも注目!どうぞお楽しみに。

    牧師によるワンポイントメッセージもあります。入場無料。

    入信の強要は致しません。どなた様もお気軽にお出かけください。

     

    主な曲目:いつくしみ深き(讃美歌) 揺籠のうた 

         ジュピター 他ミュージカルより 

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    ●7月の『きやすくトークコンサート@クラシック』が開催されました。

    7月5日(金)のきやすくトークコンサート@クラシックは、ピアニストの菅野万利子さんをお招きしました。バッハ、ショパン、リストの名曲にご自身のアレンジによる讃美歌。どの曲も確かなテクニックにより、暖かいお人柄が滲み出る色彩豊かにピアノの隅々を鳴り響かせる演奏。会堂いっぱいに神様の恵みが満ち溢れました。
    聖書の言葉は『日が暮れると、いろいろな病気に悩む者を抱えた人が皆、病人たちをイエスのもとに連れて来た。イエスは一人一人に手を置いて癒やされた。ルカによる福音書4:40)』が紹介され、一人一人に手を置いてくださるイエスさまの優しさが語られました。
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    ●きやすくトークコンサート@クラシックの今後の予定

    “きやすく”は気安くと来やすくをかけて、気軽にクラシック音楽を楽しめるようにという意味です。耳慣れた曲から賛美歌まで、曲目解説や作曲家のエピソード、演奏者の思いなど、トークと共にお届けします。上池教会からのプレゼント。たまの昼下がりの40〜50分間、どうぞお気軽にお越しください。入場無料です。

     

    ・第12回 2024年10月24日(木)午後2時 ソプラノ 木下久美子

    ・第13回 2024年12月3日(火)午後1時半 ヴァイオリン 高橋保夫

    ・第14回 2025年2月14(金)時間未定 ソプラノ 西谷葉子

    ・第15回 2025年4月日時未定 フロックスベル

               (ソプラノ・メゾ・ピアノのユニット)

     

    毎回、曜日、開演時間が異なります。ご注意ください。

  • 教会案内

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    2024年度 教会標語

     

    神と人を愛する教会

    ルカによる福音書 第10章27節

    心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。また、隣人を自分のように愛しなさい。

    上池キリスト教会について

    1955年に近所の子ども達にイエス・キリストの福音をお伝えしたいという思いから、尾﨑兄姉宅にて子ども集会が始まりました。その後、家庭集会も開かれ、多くの方々が集うようになりました。

    1959年に上池キリスト教会が設立され、尾﨑(現松沢)道子牧師が遣わされました。

    1969年には子ども集会に集っていた中高生が青年となり、彼らの力強い祈りと協力により会堂が完成しました。

    その後、信徒と様々な牧師、修養生(神学生)の協力により、現在に至っています。

     

    現在は、礼拝はもちろん、コンサートの開催など、地域の方々にも開かれたアットホームな教会です。

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    牧師紹介

    主任牧師 浅野 孝幸(あさの たかゆき)

      牧師 浅野 礼子(あさの れいこ)

     

     

    「お気軽に声をかけてください」

                  浅野孝幸・浅野礼子
     私どもは温暖な愛媛で10年間、2つの教会(北条教会・壬生川教会)の牧師でしたが、この度、錦織寛先生・錦織由香先生・そして羽佐田和世先生の後任者として任命された浅野孝幸・浅野礼子と申します。
     これまでの先生方は優秀で、三人で神さまのために労してきましたが、私どもは二人ですから大きなハンディーを背負っています。ただ、常駐していますので、必要なときはお気軽に声をかけてください。
     礼子の出身は東京といっても東村山市(埼玉県ではありません)で、趣味は読むことと食べることです。孝幸は道産子で、趣味はホームセンターを無目的に徘徊すること、もう1つは「どうだ、いいだろう、よくやった」のDIYです。必要なときはお気軽を声をかけてください。喜んで伺います。

     

     

    ※ 当教会は、正統なプロテスタント教会であり、

    世界平和統一家庭連合(旧統一協会)、

    モルモン教・エホバの証人ではありません。

    キリスト教や聖書についてもっと知りたい方は、

    お問い合わせフォームより、ご連絡ください。

  • 集会案内

    どの集会もどなたでも参加できます。

    入信や献金の強要は致しません。安心してお出かけください。

    (◆聖日礼拝 毎週日曜日 10:30〜11:45

    ◆日曜学校(小中学生向き)毎週日曜日 9:30〜10:00

     日曜学校に出席をご希望の方は、事前にご連絡ください

    ◆祈祷会  第二、第三礼拝後

    ◆きやすくトークコンサート@クラシック 

     偶数月の平日午後に開催予定(8月はお休み)

    ◆フラット 奇数月の指定木曜日14:00〜15:00

     

    ※どの集会も入場無料 礼拝と日曜学校は席上献金あり

    ◆聖日礼拝 毎週日曜日 10:30〜11:45

     

    天と地を創られた神様に祈りと賛美(神様を讃える歌)をささげます。

    静かに心の糧である聖書のメッセージに耳を傾けます。

    どなたにも開かれている集いです。

    上池キリスト教会では、聖書協会共同訳聖書・新聖歌を使用しています。

    どちらも備え付けがありますので、お持ちでない方は手ぶらでお越しください。

    ※入場無料・席上献金あり

    ◆日曜学校(小中学生向き)毎週日曜日 9:30〜10:00

     (第一週は礼拝に合流)

    現在休止中につき、日曜学校に出席をご希望の方は、事前にご連絡ください。 

     

    小さなお子様から中学生までが対象の子ども向け礼拝です。

    さんびとお祈りをして、年齢に応じたわかりやすい聖書の話を聞きます。

    ※入場無料・席上献金あり

    ◆祈祷会  第二、第三礼拝後

     

    礼拝直後に2〜3人の少人数グループに分かれて行っています。

    それぞれの近況報告や祈祷課題など短く分かち合いの時をもって祈ります。

    心温まる交わりのひと時です。

    ◆きやすくトークコンサート@クラシック 

     

    偶数月(8月休)の平日午後、毎回クラシック音楽家をお招きして

    40〜50分のトークコンサートを行います。

    耳慣れたメロディーから賛美歌まで、トークを交えた演奏をお楽しみください。

    牧師によるワンポイントバイブルメッセージもあり。

    毎回、曜日、開始時間が異なります。ご注意ください。

     

    ※入場無料

    ◆フラット〜〜牧師夫妻を交えて話そうティータイム〜〜

     

    肩書も立場も年齢も、牧師も信徒も教会外の方も、フラット!

    ありのままの自分でいられる場所という意味を込めて名付けられました。

    聖書って何が書いてあるんだろう?教会って何をするところなんだろう?

    私ってなんのために生まれてきたんだろう? 人生って何?生きる意味は?

    キリスト教の神様ってどんなお方?死後はどうなるの?など、

    今さら聞けない素朴な疑問から、聖書の深掘りなど、

    ざっくばらんに牧師を交えておしゃべりし、ヒントを見つけてみませんか。

    また悩みや不安などを抱えておられる方も、フラットに足を運んでみませんか。

    そんなあなたを心からお待ちしております。

     

     

    ※原則 2ヶ月に1回、奇数月の木曜日午後2時〜3時に開催

    日程が決まり次第、随時ホームページに掲載します。

    ※入場無料